FTPサービスへの脆弱性確認

自分で建てたサーバのFTPサービスへの脆弱性診断方法を調べたのでメモ。

調査項目

  • Anonymouse Login
  • Banner check
  • Brute Force Attack

Anonymouse Login

  • FTPにはAnonymouse Loginという、誰でも匿名でサービスを利用できる設定がある
  • インターネット上の不特定多数の人へファイル配信をしたい場合を除くと、基本OFFの機能
  • 誰がファイルを操作したかわからないし、誰でもログインできるとか怖い

★診断方法 & 設定変更

誰でもログインできるという設定担っていないかをチェックする

1. 以下を打ち込んでみて、ログインできないか確認
#telnet <IPアドレス> <ポート番号>
USER anonymous
2. 設定ファイルをチェック
  • confファイルの以下の部分を変更。
anonymous_enable = NO



Banner check

  • サービスのバージョン情報などがバナーに表示されている場合がある
  • これらは攻撃者にとって有用な情報となる場合があるので、表示しないほうがセキュア

★診断方法

  • ログイン時などに不要な情報が表示されないかチェック



Brute Force Attack

  • 簡単なIDとPASSWORDを使っていると、外部に公開されているFTPサービスの場合は不正ログインが行われる危険性がある
  • Kali Linuxのhydraなどを用いて実際にBrute Force Attackを行うとよい

★診断方法

  • ログイン時などに不要な情報が表示されないかチェック